インビジブルコンピュータ

PCから情報アプライアンスへ

インビジブルコンピュータ
著者 D. A. ノーマン
岡本 明
安村 通晃
伊賀 聡一郎
ジャンル 心理学・認知科学・臨床 > 認知
出版年月日 2009/06/20
ISBN 9784788511712
判型・ページ数 4-6・432ページ
定価 本体3,300円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

ハイテク産業の生き残る道,ハイテク機器のあるべき姿とは?『パソコンを隠せ,アナログ発想でいこう!』を改題・新装した本書は,『誰のためのデザイン?』から最新著『未来のモノのデザイン』に至る,ノーマンの思想を理解するうえで重要な必読書。
◆目次

第1章 今やっていることをみんな止めてくれないか
 エジソンの誤り/なぜ一番乗りで最も優れていても、それで充分ではないのか/だけどこの製品はひどいですよ/技術的変化は簡単、社会的・文化的・組織的な変化は困難

第2章 成熟――テクノロジー中心の製品から人間中心の製品へ
 テクノロジーのライフサイクルと消費者/テクノロジー中心の青年期から消費者中心の成熟期へ/顧客主導の会社への移行時期/人間中心の製品開発に向けて/人間中心の製品開発の三本柱――テクノロジー、マーケティング、ユーザー経験

第3章 情報アプライアンスに向けて
 情報アプライアンス/いろいろな情報アプライアンスの例/トレードオフ/アプライアンス群はシステムである/ビジョン/情報アプライアンスの設計原理/情報アプライアンスの三つの公理

第4章 パソコンのどこが悪いのか
 パソコンの第一世代と第二世代/使いたいと思っていてもコンピュータを使いたくならないのはなぜか/なぜパソコンはこんなにも複雑なのか/活動ベースのコンピューティング

第5章 魔法の妙薬はない
 人月の神話/使いにくさの問題への、五つの解決法/情報アプライアンスによる解決

第6章 インフラストラクチャの力
 代替可能な商品と不可能な商品という2種類の市場経済/インフラの教訓

第7章 アナログであること
 世界を理解する/人間対コンピュータ/人間を機械のように扱う/世界を理解する/補い合うシステムとしての人間とコンピュータ

第8章 なぜ、すべてのものがこうも使いにくいのか
 テクノロジーという両刃の剣/複雑さと難しさ/ものを使いやすくするのは何か/概念モデル/コンピュータを使いやすくする

第9章 人間中心の開発
 人間中心開発を重視する/ユーザー経験に拘わる6つの専門分野/テクノロジー、マーケティング、ユーザー経験――成功のための三本柱

第10章 人間中心の開発をしたいなら組織を変えなさい
 製品開発チームの構造/会社の組織構造/人間中心の開発のために企業に必要なこと/価値あるものには困難がともなう

第11章 革新テクノロジー
 革新テクノロジー/革新テクノロジーとしての情報アプライアンス/なぜ企業内部から世界を見ることが難しいのか/顧客が誤っているとき/現在の顧客だけに耳を貸すな、これからの顧客の話を聞こう

第12章 情報アプライアンスの世界
 情報アプライアンスのビジネスモデル/プライバシーについて/ビジョン――情報アプライアンスの世界

付録 情報アプライアンスの例
 写真における情報アプライアンス革命/家庭用医療アドバイザー/天気と交通の情報表示/家庭での買い物リスト/園芸アプライアンス/知的参照ガイド/家庭財産管理アプライアンス/インターネットアプライアンス/壁や家具に埋め込む/究極のアプライアンス――衣服や体に埋め込む

ご注文

3,300円+税

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

同じジャンルの商品

おすすめ書籍

お知らせ

一覧