認知症の人は多くを語らないが,「普通」の人たちより生きることの不思議と真実をずっとたくさん体験している。ある小さなデイサービスでの,認知症の人たちとスタッフとのかかわりから見えてくる,もうひとつのまなざし。認知症の見方が変わる本!
認知症ガーデン――目次
もくじ
あおむし と 二丁拳銃
好き か 嫌いか
街 と「特別区」
見ること と 見られること
繭 と ウルトラマン
乳房 と「父の名」
家 と 繭
「特別区」と 繭
治る と 戻る そして 変わる
しばる と 解きはなつ
共同作戦 と 庭
おわりに そして はじまりに